財布分け管理をすると食費が減らせる!
- 物価の高騰で食費増加に悩んでいる
- 予算を決めてもオーバーしてしまう
年々食材の値段が高騰しており、
安い食材ばかりを見つける節約では、
一時しのぎにしかなりません。
また手軽にできるキャッシュレス決済も、
無駄遣いしてしまう要因の1つです。

3人家族で食費月2万円以下を
3年以上継続中のにぼしが、
食費を減らすコツを紹介するよ!
- 食費を分けて管理するメリット・デメリット
- 財布分け管理の始め方
財布を分けて管理をする方法は、
- キャッシュレス決済も対応可能
- 無駄遣い削減効果
- 料理下手でも節約可能
〈仕組み化で費用削減するため〉
一度仕組みを作ることができれば、
長期間の食費削減効果があります。
財布分け管理などの仕組み化に
興味を持ってもらえた方は、
ぜひ最後までご覧ください。
関連 : ≫食費節約の第一歩は【仕組み化】
Contents
財布を分けて管理する2つの理由

食費を節約したいけど、
今の生活基準を落としたくない…。
そんな人は手軽に挑戦できる
食費専用財布はいかかでしょうか?
食費専用の財布を用意する理由は
以下の2点です。
- 食費に目を向けるため
- 家計簿なしでも管理可能にするため
食費専用財布を作る理由の1つ目は、
食費にどれだけかかっているか、
意識を向けることです。
全部まとめての管理だと、
平等に意識づけされてしまうため、
節約意識が分散されます。
食事専用の財布にすることで、
食費の節約に集中でき、
無駄遣いを削減する効果があります。
理由の2つ目は、
家計簿なしの家計管理を可能にするためです。
- 家計簿つけるの正直めんどくさい
- 節約のために家計簿をつけているが、
食費削減できない
〈家計簿が食費削減に効果を発揮していない〉
〈家計簿に時間を取られるのが嫌〉という場合は、
家計簿をつけるのをやめちゃいましょう!
食費専用の財布を作っておくと、
使える額が一目でわかるようになります。
食費専用財布の効果
- 家計簿無しでも予算内に収められる
- 残金の見える化で無駄遣い削減
他の項目(日用品・医療費・衣服費など)も、
袋分け管理を導入することで、
家計簿がなくても家計管理が可能になります。
関連 : ≫家計を黒字化するカギは袋分け管理法
【食費削減】財布分け管理法 6stepで解説

食費節約には財布分けが最適ですが、
次の6stepを守らないと、
無駄遣いの削減効果や
予算内に収める効果が得られません。
簡単な6stepなので、
一度実践してみましょう。
- 予算を設定する
- 給料日に1か月の食費を取り分ける
- 1週間ごとに分け、
ケース〈セクションファイル〉に保存 - 【現金派】1週間分を食費専用の財布に入れる
【キャッシュレス派】使った分を整理袋に移す - [1週間終了時]残金は繰り越しor貯金箱へ
- [1か月終了時]残金を手元に出して予算調整
まずは予算設定を行いましょう。
予算設定をすることで、
使用可能額が明確となります。
この予算設定が適切でないと
無駄遣いを増やしてしまったり、
ストレスをためる原因に。
自分に合った適切な予算設定をしましょう。
適切な予算設定の方法に関しては、
【達成できる予算設定】を参考に
設定してみてください。
関連 : ≫達成できる予算の立て方を4stepで解説
給料日が来たら、
1か月の食費分を
収入から取り分けておきましょう。
まとめていると、
食費として利用できる額が
視覚で識別できないため、
実際に取り分ける方法が最適です。

食費以外の項目(住宅費・光熱費など)も
個々に取り分けると
生活に必要な金額が一目でわかるから、
先取貯金がしやすくなるよ!
スライド式家計簿を導入している場合も、
給料日が来たら
次の35日間の食費を取り分けて、
別の場所に保管しておきましょう。
1か月分の予算をまとめて財布に入れておくと、
月初は余裕がありすぎて無駄遣い、
月末はお金が足りなく手予算オーバー…。
まとめずに1週間ごとに小分けすることで、
1日ごとの使用可能額が
イメージしやすくなります。
毎週同じ金額よりも、
週ごとにメリハリをつけた金額設定がおすすめ!
(お米や調味料の購入などの高額出費を想定)
【例】1か月の予算が3万円
1~4週目:5,000円
5週目:10,000円
スライド式家計簿(35日=5週間)にすると、
週ごとに日数に変化がないため
管理がしやすくなります。

1か月間、予算内で生活できるようになったら、
7~8か月に1度、ボーナスをゲットできる
スライド式家計簿をためしてみよう。
1週間ごとに取り分けるケースは、
蛇腹ケースや手帳型がおすすめです。
ケースの詳細に関しては
【役立つアイテム】をご参照ください。
1週間分の食費を財布に移し替えて完了!
買い物に行く際は
食費専用の財布を忘れないように。
仮に忘れても後で調整すればOKです。

調節は当日中に終わらせよう。
後日になればるほど、
忘れてしまったり調整が面倒になるから
気を付けてね。
キャッシュレス決済には、
3種類の決済方式があります。
- 事前にチャージ
- 決済と同時に引き落とし
- 1か月まとめて後払い
決済方式に応じて対応が異なるため、
分けて説明します。
事前にチャージ・即時引き落としの場合
小分けケースから1週間分のお金を取り出し、
チャージ又は口座に入金します。
あとはいつも通り、
買い物+キャッシュレス決済すればOKです。
まとめて入れると使いすぎるため、
1週間ずつ入金しましょう。
後払いの場合
クレジットカードのような後払いの場合は
買った金額分を小分けケースから
封筒などに取り分けておきます。
買い物するたびに取り分けは必要ないですが、
2~3回に1回はやっておくのがおすすめ!

取り分けを忘れると、
残金の把握ができなくて、
使いすぎることも…。
後払いは便利だけど、
取り分けを忘れないようにしよう!
1週間経過したら
1週間で使用した金額を確認します。
残金は次週に持ち越すもよし、
ほかの場所に移すもよしです。
残金をほかの場所に移す場合は、
1カ月終了後に予算調整をするため、
金額を記載しておくか、
残金とわかる場所に置いておきましょう!
1週間の予算で足りなかった場合は、
次週分の予算を借りても大丈夫です。
1か月の予算内に収まるよう、
財布を見ながら買い物してくださいね。
予算設定した期間が終わったら、
1か月間(35日間)の予算が
適切であったかの確認をします。
残金を確認し、
5,000円以上余った場合は
食費を削減しても生活できるため、
予算額を減らしてみましょう。

予算内に収まらなかった場合は、
もう一度予算の立て方から挑戦してみてね。
財布分けのメリット

食費を財布分け管理するメリットは3つあります。
- 残金を意識できる
- 家計簿の記入が必要なし
- スライド式家計簿に対応可能
財布内や小分けケース内を
使える金額だけにしておくと、
視覚的に金額が認識でき
無駄遣いが減ります。
気づかぬ合間にお金を使っているという人は、
目で見て確認できる財布管理がおすすめ!
財布内に残った金額内で
生活できれば予算達成なので、
家計簿をつける必要がありません。
毎日忙しくて時間がない人、
家計簿をつけるのが面倒な人は、
お金を直接動かす管理方法がおすすめです。
スライド式家計簿は35日で管理するため、
毎月支払いがある家賃や光熱費などには
不向きな家計管理といえます。
スライド式家計簿が適用できるのは、
食費や日用品・レジャー費など、
毎月決まった日に
まとまった支払がないものに限られる。
毎月支払いがあるものと35日管理するものでは、
管理開始日にずれが生じるため、
別財布にすることで管理が容易になります。
財布分けのデメリット

食費の財布を分ける方法はデメリットもあります。
- 持ち歩くとかさばる
- 二重で管理が必要
財布が一つ増えるため、
持ちあるく際にかさばります。
財布を薄くシンプルな物にするか、
キャッシュレス決済を導入することで、
かさばるのを防ぐことができます。
【食費】・【食費以外】と
別で管理する必要が出てきます。
ただ食費自体は家計簿をつける必要がないため、
手間は最小限で収まります。
最小限とはいえ、
手順は増えてしまうため、
しっかり管理できる場合は、
財布分けは不要です。
【食費財布分け管理】役立つアイテム

【キャッシュレス】と【現金払い】で、
利用するアイテムが異なるので
分けて紹介します。
キャッシュレス決済の場合は、
財布は不要ですが、
取り分けておくケースが必要になります。
- セクションファイル
- チャック付き整理袋
セクションファイル

1週間ごとにお金を収納できる【セクションファイル】。
画像右の【タックシール】に
下記の文字を記入し貼っています。
- 1週目
- 2週目
- 3週目
- 4週目
- 5週目
- 残金
- キャッシュレス
セクションファイルは、
1週間ごとに小分けしてお金を管理できるため、
かなり便利です。
チャック付き整理袋

チャック付き収納袋は、
セクションファイルに小銭を保存したり、
キャッシュレス決済で支払う分を
取り分けたりする袋です。
現金派の人は、
財布が必要になります。
- (セクションファイル)
- スタイリッシュな財布
- 蓋つきの小物入れ〈空き箱など〉
セクションファイル
財布に分けるスペースがある場合は、
セクションファイルがあってもなくても
どちらでもOKです。
スタイリッシュな財布
常に鞄に入っていても
違和感がない大きさの財布がおすすめ!
大きい財布にして、
【食費財布がない時は買い物をしない】と
ルールを決めておく方法は
無駄遣い削減には効果的です。
しかし仕事やお迎え帰りの買い物には、
大きい財布はかなり邪魔となるため、
機能性重視な〈薄くて軽い財布〉を選びましょう。
おすすめの財布
- 厚みは最薄部で1㎝
- カード入れ 6つ
- カバー付き
薄くてかさばりにくいため、
鞄が小さくて持ち運びに便利!
カード入れ・お札入れはかぶせ型であるため、
1週間ごとのお金を
カード入れに収納しても落ちる心配なし。
小銭入れはチャック式で収納量も抜群。
常に持ち運んでも邪魔にならず、
サブ財布としては十分な機能です。
蓋つきの小物入れ
セクションファイルを利用しない場合は、
一週間ごとにあまったお金を
ストックしておける小物入れが必要です。
1カ月たった後に残金を確認するため、
開封できる蓋つきの小物入れがおすすめです。

お菓子の空き缶でもOK!
お土産でもらった空き箱を利用しているよ。
財布を分けて食費削減を目指そう!
食費節約にかかせない仕組み作り。
スライド式家計簿や予算設定が適切にできていても、
お金の管理がうまくいっていないと、
無駄遣いとなる恐れがあります。
お金を使いすぎてしまう人は、
残金を意識できる財布分けに挑戦しましょう。
財布わけの手順は全部で6step!
- 予算を設定する
- 給料日に1か月の食費を取り分ける
- 1週間ごとに分けケースに保存
- 【現金派】1週間分を食費専用の財布に入れる
【キャッシュレス派】使った分を封筒に移す - 1週間終了時の残金は繰り越しor貯金箱へ
- 1か月終了時に残金を手元に出して予算調整
しっかり財布分け管理をして、
食費節約を目指しましょう。
食費節約の6stepの詳しい記事はこちらを参照ください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
気になることがあれば、
ご気軽にコメントもらえると嬉しいです。