食費を年10万円減らす具体的な方法を6stepで紹介

食費節約

食費は我慢しなくても節約は可能!

変動費の中でも食費は、生活の満足度と密接にかかわっています。

  • 気づかぬうちに膨れ上がる食費
  • 節約したいけど、安価な食品の料理ばかりはいや
  • 時間をお金で買っているから食費の節約できない

極端な食費の節約は、満足度の低下・ストレスの蓄積を助長し我慢した反動が一気に金額をして現れます。

「我慢したし、今日ぐらい贅沢していいよね?」
私も間違った節約をしていた時は、我慢→反動→我慢→反動…を繰り返し、頑張った割に節約できませんでした…。

今回紹介する6stepを実行したことで、年間15万円以上の食費節約に成功し、月2万円以下を3年以上継続できています。

にぼし
にぼし

食費の節約+他の費用の節約を仕組み化することで、世帯年収500万円台でも年間200万円以上の貯蓄に成功しているよ。

この記事・ブログを読みstep1から順番に実践していくだけで、生活満足度を極端に落とすことなく、年10万円の節約が可能です

今の食費に悩んでいる方は、最後まで読んで無理のない節約に挑戦してみましょう!

Contents

食費の平均額は63,145円

全世帯の食費にかけるお金は、平均で63,145円

世帯人数別の食費は以下の表の通りです。

1人世帯38,257円
2人世帯66,543円
3人世帯78,155円
4人世帯87,071円
5人世帯94,673円
6人世帯~109,387円
全世帯の平均額63,145円
(出典:政府統計【家計調査/家計収支編/世帯人員・世帯主の年齢階級別 2020年】)

自分の生活状況と比べていかがでしょうか?

平均と比べることで、食費を使いすぎてないか判断できます。

「食費が減らない…」
「平均以下だけどもっと減らしたい」

そんな方は是非、食費節約の6stepを実践してみませんか?

食費を把握していない方へ

1か月の食費を把握してない方は、自分にあう世帯人数の食費金額で一度生活してみましょう。途中でお金が足りなくなったら、食費節約に取り組んでみてください。

地域別や収入別でも食費の平均値を知ることができます。

我慢なく継続できる食費節約方法は全部で6step

食費節約までの6step
仕組みを作る

実際使った金額を把握していなくても、毎月どれぐらい使うか、どれぐらいの額を目標とするか、明確に決めておく必要があります。

食費節約は仕組みづくりが大切です。

在庫を把握する

冷蔵庫・冷凍庫・ストッカーの整理整頓はできていますか? 家に何があるのかの把握は、食費節約にかかせないものです。

買い物を工夫する

心の赴くままに買い物をしていると、予定よりも出費が多くなることも…。買い物の工夫次第で、節約の可能性は広がります。

支払い方法を工夫する

現金で支払っていませんか? 支払う時でも食費節約に貢献できるかも!

NMDを作る

毎日なんとなく買い出しに行く生活は今日でおさらばしましょう。スーパーに行く習慣をなくすと、無駄遣いが減っていきます。

お得なサービスを利用する

step5までできたら、年7~8万円以上は節約できているはず! あと2~3万円は、お得活動を利用して追い込みをかけましょう!

各ステップについて、詳しく説明していきます。

step1 仕組みを作る

仕組みを作る

食費を節約するには、仕組みづくりが最も大事!

仕組みづくりさえできれば、食費節約年6万円はかなり現実を帯びてきます。

仕組みを作る方法は全部で3つ

  • 予算を設定する
  • 35日管理を導入する
  • 食費専用の財布を作る

特に予算設定・35日管理が仕組みの根幹となります(食費専用財布は管理が苦手な方向け)。初心者でもできるので、食費節約に悩んでいる方は是非一度やってみましょう。

予算の設定

仕組みを作る前に必要なことは、予算の設定です。

食費はもちろんのこと、住宅費や光熱費などを含めた生活費も、1か月間に必要な額を把握してみましょう。1か月の生活費がおおよそ把握できると、将来へのお金の不安が少し和らぎます

35日管理の導入

予算の設定が出来たら、1か月の予算を35日でやりくりしていきます。

35日でやりくりする理由は2つ。

  • 8・9か月に1回、食費1か月分使用しなくても生活可能
  • 1か月の期間にばらつきがなくなる

35日間でやりくりすると、締め日の日付がどんどんずれていきます。

7・8か月たつと、ずれた日数が約1か月間となり、1か月分の食費が丸々手元に!1か月→35日管理にするだけで、1年間で1か月分の食費削減を達成できます

食費専用の財布を作る

毎日買い物したレシートを入力・記録するのはめんどくさい…。細々した管理が面倒な人は、食費専用の財布を作りましょう。お買いものに行く際は、専用財布から支払えば記録がなくても予算の管理が可能になります。

キャッシュレス決済を利用場合も、食費を分ける方法は効果的です。後述する【キャッシュレス決済を利用】も参考にしてください。

step2 在庫の把握

在庫の把握

冷蔵・冷凍庫・ストッカー内の物。すべて把握していますか?在庫把握をすることで、無駄な出費を抑える効果があります

step1の仕組みができたら、次は在庫把握に取り組んでみましょう。

整理整頓で在庫管理ができる環境に

冷蔵庫・冷凍庫・ストッカーの中身。開いて10秒ですべての材料が把握できる状態になっていますか?入っている材料が把握できない状態だと、食材を腐らせるだけでなく、重複して買ってしまうことになります。

整理整頓は面倒かもしれませんが、在庫の把握が格段にしやすくなるため、食費節約のために実践してみましょう。

整理整頓するメリット

・食品ロスの削減
・NMD(ノーマネーデー)の増加

在庫管理しやすい工夫を

整理整頓ができれば、冷蔵・冷蔵庫・ストッカー内のゾーニングを行いましょう。

ゾーニングとは

ゾーニングとは、一定のスペースを目的ごとに区分すること。

冷蔵・冷凍庫・ストッカー内でのゾーニングとは、食材の居場所を設定し固定化します。

【例】中段右 : 豆類(納豆・豆腐など)
   下段チルド室 : 生肉・生魚

食材ごとの居場所が決まったら、買ってきた食材を決めた場所に収納していきます。100均や無印などの収納ボックスを利用し、一目でわかる冷蔵・冷凍庫・ストッカーを目指しましょう。

step3 買い物を工夫する

買い物のコツ

実際に買い物する際のコツは以下の4つです。

  • まとめ買いをする
  • 調味料は必要最低限に
  • 複数店舗のはしご禁止
  • 欲しいもの以外の場所に立ち寄らない

安い食品ばかり買うなどの節約では、ストレスがたまるためおすすめできません。買い物に仕方をある程度マスターできれば、〈ついで買い〉や〈無駄遣い〉の削減が可能です。

まとめ買いをする

1日分ずつの買い物ではなく、2・3日分の食材をまとめ買いをしましょう。

毎日スーパーに買い出しに行ってしまうと、予定していたもの以外が目に入り、予想以上の金額を使うことになってしまいます。

1週間分のまとめ買いは、在庫の調整や分量が分からないと、思ったより節約できません。

2~3日分のまとめ買い程度にするか、常温保存できる食材を料理に取り入れる方法がおすすめです。

調味料は必要最低限にする

特定の料理が作りたくて、普段利用しない調味料を購入していませんか?使い慣れていない調味料は、十中八九、賞味期限切れを迎えます。代用できる調味料があれば代用する、どうしても特定の料理が食べたい場合は、惣菜・ミールキットの利用を考えましょう。

複数店舗のはしご禁止

特売の商品があるからといって、複数の店舗をはしごするのは避けましょう。できれば1か所で買い物を終わらせたい財布を開く回数が増えれば増えるほど、レシートが増えれば増えるほど、財布のひもは緩くなっていきます

「はしごした方が安いのでは?」と悩んでいる方に

はしごの時間・労力・ガソリン代等と節約できる金額のどちらが大きいか考えてみましょう。買い物で疲れて外食をしていては、本末転倒になってしまいますね。

売り場の巡回はしない

スーパーに行って、お店の隅から隅までめぐっていませんか? お店は誘惑してくる天才なので、目的の物以外の売り場には行かないようにしましょう。

注意したい場所
  • お菓子売り場
  • スイーツ売り場
  • 総菜売り場

つい目的以外の売り場を見てしまう方は、ネットスーパー・生協・食材宅配の利用で、誘惑をシャットアウトしましょう!

step4 支払い方法に工夫を

支払い方法

なんとなく支払いをしていませんか? 我慢なく節約するには、支払い方法の工夫も重要です。

  • キャッシュレス決済を利用
  • ショップアプリの有効活用
  • ポイントの使用用途の設定

近年、キャッシュレス決済の利用者やポイント重視で買い物をする人が多くいます。ポイントは今や節約に欠かせない存在です。うまく利用して、我慢しない節約を目指しましょう。

ポイントのために、今必要でない物を買うのはNG

〈無駄遣いに気を付けて〉

キャッシュレス決済を利用

支払いはポイント還元のあるキャッシュレス決済を利用しましょう。貯めたポイントを食費として使えるので、食費節約に大きく貢献してくれます。

複数のキャッシュレス決済の利用は管理が複雑になりますので、1~2個までがおすすめです。

後払いのキャッシュレス決済の場合は、お金を使った実感が希薄になるため、食費専用の財布から支払い用の封筒や袋に分けておきましょう!

ショップアプリの有効活用

全国展開のスーパーでは独自のアプリがあり、キャンペーン情報やクーポンが用意されています。

特におすすめなのはイオン関係のアプリです。

  • AEON WALLET
  • イオンの子育て応援アプリ
    〈キッズリパブリック〉
  • イオンお買い物
  • イオンタウン公式アプリ

割引・値引き券やお得情報が届いたり、引換券の抽選が出来たりします。自分が使う店舗のアプリがないか、事前に調べておきましょう!

ポイントの使用用途の設定

買い物で貯めたポイントの使用用途を、あらかじめ決めておきましょう。

  • 食費の補填
  • 生活用品の購入
  • 嗜好品の購入
  • 娯楽品の購入 など

全部のポイントを同じ用途にする必要はありません。

◇◇ポイント=食費の補填
◆◆ポイント=嗜好品(お菓子・デザート)費用

上記のように、ポイントの種類ごとに分けておくと、節約と日々の楽しみを両立できます。

step5 NMDを作る

NMD

NMDとはノーマネーデーの略で、お金を使わない日です。現金で支払わないだけでなく、キャッシュレス決済も含みます。

NMDを増やすことのメリット2つ

  • 無駄遣いを減らすことができる
  • 買い物に行っていた時間を有効活用できる

毎日どこかに買いに行く習慣がある人は、NMDを意識してみてはいかがでしょうか?

週に2~3日は買い物に行かない

NMDを実践する場合は、まず週1回に設定してみましょう。

買い漏らしがあってもできる限り家にあるもので料理を。

慣れてきたら週2~3日のNMDを目標にしてみてください。ストックは、NMDの日数増加や、外食費の削減にも効果的です。何もやる気が出ないときを考え、袋から出すだけ・温めるだけのタイプを選んでおくと、より無駄遣いを減らすことができますよ。

週に1度はあるもので調理を

まとめ買いしたり定期的に食品を買ったりする場合、1日分少な目に購入しましょう。家にある材料を整理整頓する意味でも、1週間に1回、残っているものをフル活用して食事を作ります

残り物でご飯を作る時のポイント

ストックや保存のきく食材(乾物系)をある程度買っておくと作りやすい。

例:春雨・わかめ・高野豆腐・切干大根等

→ポン酢和え(春雨・わかめ)

→高野豆腐の卵とじ(残り物野菜、高野豆腐、卵)

→切干大根のサラダ(残り物生野菜、切干大根、マヨネーズ)

整理整頓と食費の節約を両立できるので、おすすめの節約方法です!

にぼし
にぼし

残った材料は煮物やカレー、野菜炒めでも違和感なくおいしく食べられるよ。

step6 お得なサービスを利用する

お得活動の種類

step5まで達成出来たら、ここからが最後の追い込みです。

「今までよりももっと節約したい」
「お得に食品をゲットしたい」

無理せず・よりお得に買い物できる方法を6つご紹介します。

  • ポン活
  • ウェル活
  • 株主優待
  • ふるさと納税
  • お試しセット〈食材宅配・宅配食〉の活用
  • フードロス通販サイトの利用

ポン活

ポン活とは、ローソンでお得に買い物すること。dポイントやPontaポイントでお試し引換券を取得し交換すれば、通常の1/3~1/2の価格で購入ができます

ローソンアプリ・ローソン店舗の【Loppi】で商品引換券を予約・発券し、レジにて商品と一緒に提示すれば引き換え可能です。

にぼし
にぼし

お試し引換券には、お菓子やお酒、デザートやインスタント食品など、様々な商品が用意されているよ。我慢せずに節約したいならポン活は必須のお得活動だね♬

ポン活について詳しく知りたい方は【ポン活とは?お試し引換券の取得方法を解説】を参考にしてください。

ウェル活

ウェル活とは、ドラッグストアである【ウエルシアグループ店舗〉】で、お得にお買い物することです。

  • 毎月20日がお得なお客様感謝デー(ウエルシアデー)
  • Tポイントが1P=1円→1.5円
  • 200ポイント以上の利用が対象

ウエルシアグループでは、日用品だけでなく食品も取り扱っており、お得に購入することができます。注意点やメリット・デメリットは、ウェル活とは?の記事をご覧ください。

株主優待

株主優待は利用していますか?株式投資に高いハードルを感じる方もいるのではないでしょうか。

株主優待が食費節約になる理由は2つ!

  • 食品関係の優待で必要経費を削減
  • 配当金で食費などの生活費を補填

株主優待をもらう方法は、株式市場で優待を提供している会社の株式を保有すればOK!一度保有すれば、会社が優待を廃止しない限り、毎年定期的に手間なく配送されてきます

株式投資は投資なので、買った時期によっては損をすることも。

日々の損益を目的にせず、食費の節約に貢献できる株主優待に挑戦してみましょう。

ふるさと納税

ふるさと納税も、食費節約ができるお得な制度です。

ふるさと納税とは、自分が選んだ自治体に寄付できる制度のこと。

寄付する自治体によっては、お礼の品が用意されています。

普段行っている納税の一部を自分で選んだ自治体に寄付するだけで、返礼品をもらうことができるため、お得にご当地の食材を楽しむことができます。

ふるさと納税に関しては、別の記事で詳しく説明します。

お試しセット〈食材宅配・宅配食〉の利用

食材宅配や宅配食の利用を検討していなくても、宅配サービスは初回限定でかなりお得になっています。

お試しセット〈食材宅配・宅配食〉のメリット

  • 夕食準備の手間が激減
  • 外食頻度が減る
  • 普段食べないメニューを安価で食べられる

食材やミールキット・お弁当が自宅に届くので、買い出しに行く手間を省くことができます。

お試しセットは半額以下で注文できるサービスも多いため、次のような場合に導入してみてはいかがでしょうか?

  • 自分時間を作りたい
  • 自炊したいけど、献立を考えたくない
  • 少しでも楽したい

外食や惣菜で健康的な食生活を目指そうとすると、かなり金額がかかります。
日々に疲れて外食したいと感じた時、お試しを利用してみましょう!

おすすめのお試しセットは
Oisix(オイシックス)のお試しセット

  • 時短が体験できるミールキットが3品(2人前)
  • 全国どこでも配送無料
  • 全額返金保証付き

はじめての方限定!

1,980円(税込)

お試しセットは1回きりのセットです。
自動で定期購入にならず安心!

送料無料 税込1,980円

食材宅配

【1,831円で野菜宅配】安心安全食材〈大地を守る会〉お試しレビュー

ミールキット

【5日で3,000円~】調理時間10分で2品できるコースも!?YOSHIKEIのお試し5daysレビュー

フードロス通販サイトの利用

フードロスとは、本来まだ食べられるのに、無駄に捨てられる食品のこと。

フードロス通販のメリット2つ

  • 無駄に捨てられる商品を減らす手助けができる
  • 格安で商品を手に入れられる

格安で手に入れられる理由は、フードロス通販で販売される商品が、〈訳あり商品〉であるためです。

  • 賞味期限が間近な商品
  • 旧パッケージ商品
  • 過剰生産品 など

上記のような理由で訳あり商品となって、フードロス通販で販売されています。

フードロス通販は環境問題の解決にも役立っているので、安く購入できる+環境問題に貢献できるため私たち消費者からは一石二鳥ですね。

使ったことがない方は、是非一度利用してみてはいかがでしょうか?

【我慢せず楽しく食費節約】を実現しよう!

食費の節約は、【我慢しないとできないもの】ではありません。今回紹介した全6STEPは、順番に行動することで着実に節約できます。

  • 仕組みを作る
  • 在庫を把握する
  • 買い物を工夫する
  • 支払い方法を工夫する
  • NMDを作る
  • お得なサービスを利用する

実際私が実践した結果、何も意識していなかったときと比べると、年間15万円の節約に成功! 現在、3人暮らしで月2万円以下の食費で生活しています。

「食費は多いけどなかなか減らない」
「減らしたいけど我慢はイヤ」

紹介した食費の節約法では、極端な節約なく食費を削減できるので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。気軽にコメントもらえると嬉しいです。

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